いつでも、どこでも
リアルタイムに一元管理
養殖日誌クラウド
飼育日報をデータに変える。
効率よく、より正確に魚と向き
合うシステムで、養殖産業の
未来をつくる。
海中で育つ魚たちは、目視できにくいからこそ日々の飼育記録が非常に重要であり、それらの集計データが養殖業経営を左右すると言っても過言ではありません。
「養殖日誌クラウド」は飼育記録を正確に管理し、いつでもどこからでも入力・確認できます。リアルタイムに一元管理できることで、業務管理の効率化を図り、生産性が向上します。
養殖日誌クラウドの概要
養殖日誌クラウド
漁の飼育状況をリアルタイムで一元管理。「いつでも・どこでも」管理できるため、業務の効率化につながります。
日々の飼育状況を入力することで、正確な33項目の計数を集計する事ができ、小規模から大規模経営体まで、全ての魚種に対応。
インターネット自動給餌
システム「餌ロボ」
AI学習機能・給餌制御ソフトウェアを搭載しており、操作する漁業者の養殖ノウハウに合わせて自動的に給餌量の節減を行います。また、超音波センサーで魚群の様子を測定し、魚の「深度」によって給餌量を調整するなど、細かな給餌管理が可能です。
AI育成分析「NEC養殖魚
サイズ測定自動化サービス」
NECの高精度ステレオカメラにより、魚体形状を立体的に解析。正確な魚体重・尾伹長の分布をクラウドに記録します。高精度で生体状況を把握することにより、細やかな日々の事業内容の検証や生産計画など、養殖業の経営管理に役立ちます。
AI-OCR
手書き取り込み機能
手書き文字をスキャンして直接システムに取り込めます。手書き日報が習慣付いている方や、海上でスマートフォン・タブレットを操作したくない方でもこれまでのスタイルを変えることなく、養殖日誌クラウドがご利用出来ます。
抜群の操作性!
簡単入力でスピーディー
一括入力機能を活用すれば、必要項目が1画面に表示され、慣れてくれば20生簀の入力時間が約5分で完了。入力した情報は、漁場・生簀毎に原価や係数をリアルタイムで把握できます。
日別一括登録
飼育記録から日付をクリックすると、1画面に全生簀が表示され、
その日の「斃死数・投与物」が登録できる。
生簀一括登録
生簀名をクリックすると、1画面に全生簀とひと月の日数が表示され
「斃死数、投与物」を登録できる。
生簀状況
虫眼鏡マークをクリックすると、その生簀のその日の「餌・斃死・体側」や、「出荷情報」など、詳細状況を入力できる。
機能紹介
間接経費
登録した間接経費は生簀数に応じて平等に按分されますが、生簀個別に追加された経費も登録できます。
分割
1つの生簀を複数に。複数の生簀を1つにと、無限に分割・統合を繰り返すことができます。
また分割・統合時の経費移動は分割先の生簀へ移す尾数に応じて、分割元生簀の経費が按分されます。
死魚集計
日々の記録に死魚の画像や動画ファイルを保存すると「斃死レポート」に反映されます。
斃死レポート画面でこれまでの記録内容を、画像・動画と併せてご確認いただけます。
投与物集計
これまでに投与した餌や栄養剤、薬の記録が日ごと・月ごとで集計されます。
集計データはPDFやExcel形式にも変換できます。
日次・月次・体測毎に各種データを集計
記録したデータは日ごと、月ごとに自動集計されるほか、一括体測設定、変更も可。各種集計データはグラフ化・Excelデータ化することができます。
養殖履歴
養殖日誌クラウドでは養殖履歴の情報を出荷伝票形式、養殖HACCPに対応した詳細な帳票など、出荷先や用途に応じて発行することができます。
また、出荷伝票に記載されている出荷ロット番号をインターネット上で検索したり、携帯電話などのモバイル端末でQRコードを読み込んだりすることにより、帳票では伝えきれない生産者の顔写真や漁場風景まで、より消費者に分かりやすい情報を提供することが可能となります。
出荷ロット番号の構成
「養殖日誌クラウド」では出荷ごとに完全に固有の出荷ロット番号を自動で発行します。固有の出荷ロット番号とは「絶対に重複することの無い番号」を意味し、同日に複数回出荷がある場合でも出荷先毎に固有のロット番号を発行します。
出荷ロット番号をもとに、種苗から魚群まで特定することができ、その間に投与された餌料・薬剤等の種類・量を表示することが可能です。
養殖過程で分養が複数行われても出荷ロット番号は分養前に遡り履歴を担保しています